採れたてのたけのこをいただいたら、うれしい反面、あく抜きしなくちゃいけません。
あく抜きの方法が分からなかったり、必要とされる米ぬかなんて、自宅に常備しているものではありませんよね?
そんなとき、米ぬか以外のものを使って、あく抜きできないものかとお悩みではありませんか?
今回は、そんな気になるたけのこのあく抜き米ぬか以外で、代用できるものと時短テクについての、お話をさせていただきたいと思います。
たけのこのあく抜きを生米でするやり方
スーパーマーケットなどで、たけのこを購入すれば、そのすぐそばに米ぬかが一緒に置いてあることは普通のことです。
でも、米ぬかだけを調達してくるとなると、あく抜きだけのためには分量も多くなってしまい、もったいない気がしてしまうものですよね。
そんなときおすすめのあく抜きできるアイテムが、生米です。
そのまま、あく抜きも工程に生米を少量入れるだけでOKです。
ほかにも、ごはんを炊くときに、ザザッとすすいだあとに出てくる、あの白濁したお米の研ぎ汁を使っても大丈夫です。
生米やお米の研ぎ汁は、含有しているカルシウムがえぐみ成分を吸着する特徴を持っています。
これならば、炊飯しながら、あく抜きも同時に行うことができるので、効率の良さから言っても最適ですよ。
たけのこのあく抜きを大根おろしでするやり方
大根おろしを200gほど準備しておき、1時間程度たけのこを漬けこむことで、あく抜きができます。
アルカリ性の大根おろしがえぐみ成分を中和させてくれるのと、大根の消化酵素であるジアスターゼがえぐみ成分を分解してくれます。
大根おろしを作る手間ひまが少し大変ですが、大根が家にある場合に、やってみてくださいね!
たけのこのあく抜きを重曹でするやり方
ほかにも、アルカリ性の重曹で、えぐみ成分を中和させることであく抜きをすることもできます。
水1リットルに対し、重曹はたったの3gでOKです。
すごく経済的ですよね。
そのまま中火にかけたら、沸騰するまで様子を見ていきます。
白いあくが出てきたら、弱火にかけてしばらくしたらあく抜きが出来上がります。
重曹はお料理にももちろん、家庭のお掃除にも役立つものですので、買い置きしておいても、利用頻度の高いアイテムであり、おすすめですよ!
たけのこのあく抜き時短におすすめなのは?
ここまでご紹介してきました、たけのこのあく抜きですが、最も時短を可能としてくれるものは、ずばり圧力鍋を使う方法です。
最大圧力にしたのち、弱火にして15分を目安に放置するだけで、あとはそのまま自然冷却していくだけという、お手軽さがうれしいポイントです。
とくにこの場合は、米ぬかや生米・米の研ぎ汁、大根おろし、重曹いずれでも問題ありませんが、手っ取り早く使える生米がおすすめですよ!
たけのこのあく抜き米ぬか以外で代用できるものと時短テクのまとめ
実際には、小麦粉を使ってみたり、何も使わずにただ一晩置いておくといった方法でもあく抜きは可能なようです。
でも忙しい毎日、そんなにも悠長に料理することというのは、なかなか現実的ではありませんよね?
手際よく一工夫することで、楽ちんに、美味しい食卓を実現していきましょう!
圧力鍋をお持ちなら時短になりますし、なくても少量の生米や米のとぎ汁でもあく抜き可能です。
ぜひ試してみてくださいね!