お正月前になると、どうしてもお値段が上がってしまいがちな「お正月食材」ですが、中でも、誰もが準備するものと言っても過言でないのが「お餅」ですよね。
家族みんなが大好きで、すぐに消費してしまうからこそ、お買い得なときに、まとめて大量購入することがありますが、日持ちがしないため、冷凍しておいたという経験はありませんか?
そんな冷凍したお餅を焼くときに注意するべきことは何なのか?
また、トースターを使いたいけども、凍ったまま焼いても大丈夫なのか、ちゃんと冷凍していないものと同様に美味しくいただけるのかどうか知りたいといった方に向けて、今回は、「冷凍したお餅」にまつわるお話をさせていただきたいと思います。
餅は凍ったまま焼く?
お餅は、凍ったそのままの状態で焼いても問題ありません。
ただし、この方法ですと、中まで温度が伝わらないことによって、部分的に冷たかったり、しっかりと温められないといったことがあります。
そんなときおすすめしたいのが、前日のうちに冷凍庫から出して、冷蔵庫に移し替えて、1つずつラップで包んおくという方法です。
こうしておけば、食べる頃には、適度に解凍状態になっていることもあるので、お餅全体に温度が伝わることが期待でき、誰でも失敗なく上手にお餅を焼くことができますよ。
ほかにも、少しレンジで解凍しておくということもおすすめです。
この場合、ラップした状態のまま、200w程度の低いワット数で、ほんのちょっとだけレンチンすることがポイントとなってきます。
あまりしっかりとレンジで加熱してしまいますと、お餅が溶けてしまって、焼くときにひっついたり、ドロドロになってしまったりすることがありますので、気をつけて下さいね。
さらに、冷凍のままレンジやトースターを使わず、フライパンにクッキングシートを敷いて、その上で焼くという方法もあります。
この方法だと、頃合いを自分の目で確かめながら簡単にひっくり返すことができるので、両面に焦げ目が付いた、おいしい焼き餅を作ることができますよ。
いずれにせよ、表面に霧吹きで水分を加えてあげたり、水に浸しておくことで、適度にふわふわとした食感となるので、冷凍していたとは思えないような食感に早変わりしますよ!
冷凍した餅を上手に焼く!トースターでのコツは?
では、冷凍したお餅を、トースターで上手に焼くときのコツについて見ていきたいと思います。
まず見逃せないポイントは、あらかじめトースターを予熱で温めておくということです。
こうしておけば、たとえ凍ったお餅であっても、温まりやすく、しっかりと中まで温度が伝えられます。
簡単なことですが、最も大切なことなんですよ。
さらに様子を見ながら、少しずつ焼いていきます。
爆発したり、加熱不良がないような時間の目安が分かってくれば、その後は同様に焼いていくことで、誰でも簡単に、お餅を焼くことができますよ。
焼いた餅につけるもの!オススメは?
お餅を焼いても、いつも同じ食べ方をしていれば、三が日を過ぎた頃には、少し飽きてきてしまいますよね?
そんなとき、焼いたお餅をアレンジすることのできる調味料やタレ・食材を使うことがおすすめです。
メジャーなものとして、砂糖醤油を付けて海苔を巻くといったスタイルがありますが、そこにマヨネーズを加えたり、味噌を足してみたり、かつお節をふりかけると、焼き餅が一味違った食べごたえのある逸品に早変わりします。
ほかにも、
- みたらし団子のタレ
- 明太マヨネーズ
- チーズやカレーと合わせて洋風アレンジ
- お茶漬け
- 肉巻き
- 大根おろしとめんつゆでお惣菜風
など、斬新さが際立つ、おいしいおかずに変身させることもできます。
また、冷めてしまった焼き餅を油で揚げて「揚げ餅」にすることもおすすめです。
きな粉をまぶすと、まるで、中華の揚げパンのような食感となりますので、たちまち絶品スイーツとなり、主食としてのお餅をデザートとして、変身させることができますよ!
冷凍した餅の上手な焼き方トースターでのコツは?のまとめ
いかがでしたか?
お餅といえば、日本ならではであり、お雑煮としての食べ方が一般的です。
>>正月に雑煮を食べる理由や由来は?地域で違いがあるのはなぜ?
なかなかそれ以外を試してみようとしないものですが、実はありとあらゆるアレンジレシピが存在しています。
味付けだけでなく、手を変え品を変えてみるだけで、いくらでも飽きることなく、美味しく食べることができますよね?
明太マヨネーズはタレとしてつけるだけなので、お子様にもおススメですよ。
お正月以外の時期にも、一度試してみてはいかがでしょうか?