おすそ分けとして、ハマグリをたくさんいただくこともありますよね。
でも、食べきれないくらい大量であったりしたら、あなたはどうされますか?
頑張って家族総出で一生懸命完食する!ということもできなくありませんし、毎日毎食はまぐりを使った献立を考えるということもあるかと思います。
でも無理をしてまで食べていれば、いくら美味しいものでも飽きがきてしまいますよね?
もちろん、そのまま捨てるには忍びないし、どうしたらいいんだろう?と頭を悩ませている方のために、今回はそんなはまぐりの正しい保存方法について、お話をさせていただきたいと思います!
はまぐりを保存するのに下処理はどこまでやる?
まずは、はまぐりを保存する前に行っておくべき下処理についてですが、砂出しと潮抜きをしておきましょう。
そして保存の際には、濡らした新聞紙等に平らにして包み、冷蔵庫の野菜室で保管するようにしてください。
水につけたままにしておきますと、はまぐりは活動をし続けることになり、弱って傷んでしまう恐れがありますので、お気をつけくださいね。
そういった原理によって、水からあげたはまぐりは、殻を閉じます。
これははまぐりの防衛本能が働いている証拠なんですね。
そして野菜室の低温空間で休眠してくれることにより、鮮度を保ってあげるようにするのがポイントです!
はまぐりは冷蔵庫保存?冷凍?何日もつの?
そんな下処理を施したはまぐりですが、じつは冷凍保存も可能なんです。
活きた貝は冷凍すると危機を感じて、逆に旨味成分が増えるそうですので、これはうってつけの保存方法と言えます。
また、使う分だけ冷蔵しておくといった場合には、24時間以上同じ水につけていると、味が落ちてしまいます。
その日のうちならそのままでも大丈夫ですが、翌日以降に使う場合には、お水から出しておいてくださいね。
ちなみに冷蔵保存の賞味期限は、目安として2~3日です。
そして、冷凍保存の場合の賞味期限はというと、約2週間前後であると言われています。
もちろん保存状態によっては、2か月程度の保存が可能という見解もありますが、保存期間が長くなるにつれて殻が開くのに時間がかかる可能性が出てきますので、あまりおすすめできません。
冷凍したはまぐりはどんな料理に使う?
冷凍したはまぐりの品質は、冷凍する前とほとんど同じ状態を保つことができるので、劣化を心配することはありません。
ですので、いつもどおりのレシピに使用することもできますよ。
もちろん、炊き込みご飯であったりパエリアの風味をアップさせるので問題なく使えますし、汁物に入れたり、アクアパッツァの材料としても良いですね!
はまぐりの保存の仕方は冷蔵それとも冷凍?のまとめ
いかがでしたか?
貝類の取扱いも、なかなかわからなくて、もったいないとは思いながらも、捨ててしまうようなことは今後なくなりますよね!
いつでもおいしくはまぐりが食べられたら、お料理のレパートリーが増えて一石二鳥ですので、ぜひとも冷凍保存を覚えておきましょう。