乾燥注意報とは何に対しての注意喚起か?発表基準って何?

寒さが日増しに強くなってくるこの季節、ふと天気予報などを見ていると、やたらと出てくる気象用語であるのが「乾燥注意報」です。

読んで字のごとく、「乾燥」しているから「注意してください」という意味なんだろうな、といった認識ぐらいですよね?

乾燥注意報が出ているからといって、特に気にすることも想像ができず、具体的に何に注意をすればいいのか知っていますか?

今回は、そんな 乾燥注意報とは何に対しての注意喚起なのか?発表基準って何? といった疑問の声にお応えするような内容で、お話をさせていただきたいと思います。

乾燥注意報は何に対しての注意喚起?

まず、そもそも乾燥注意報というのが、どういった定義のものなのか確かめてみましょう。

気象庁の説明によりますと、

「乾燥注意報は、空気の乾燥により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。

具体的には、大気の乾燥により火災・延焼等が発生する危険が大きい気象条件を予想した場合に発表します。」

とあります。

つまり、本来の乾燥注意報の注意喚起は、「火の元の点検と火の取扱いによる火災」に向けられているものなんですね。

 

乾燥注意報とは?

空気の乾燥により、災害が発生するおそれがあると予想したときに発表され、火災に気をつけることを周知徹底してくれるのが乾燥注意報。

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私たちにとって、もっと利用することができることはないのかといったことに焦点を絞って、あらゆる利用価値を検討してみましたよ。

 

たとえば、

・乾燥によってのどを痛めてしまうこと

・風邪などの疾患が流行ること

がありますので、なるべく水分補給を心がけて、そういったトラブルから自分の身を守るようにすることができます。

 

ほかにも女性であれば、お肌や髪の毛も乾燥によるダメージを受けやすくなるので、こまめにうるおいをキープできるようなケアを、取り入れるといったことにも、利用できますね。

 

乾燥注意報の発表基準って?

そんな乾燥注意報ですが、その発表基準じたいは、火災発生件数と湿度との関係を調査して、火災発生件数が急増する値をもとに発表されます。

でも、その数値には地域差があり、全国共通ではないようです。

具体的な例としては、徳島県であれば、その発表基準は、最少湿度が40%以下で、実効湿度が60%以下になったときとされています。

 

ちなみに最少湿度とは、空気がもっとも乾燥したときの空気の湿りぐあいのことで、実効湿度とは、木材の乾燥度合いを表す数値のことです。

このいずれの基準もみたした状態になっているとき、乾燥注意報が発表されることになるのですね!

 

乾燥注意報とは何に対しての注意喚起か?のまとめ

いかがでしたか?

なんとなく、乾燥に注意すればいいのかと文字通りの理解をしていたものの、漠然としすぎていてその注意すべきことが思い浮かばなかったという人は少なくないと思います。

でも、これから乾燥注意報が出されたときには、自分の身を守るだけでなく、健やかさと美しさへの配慮をすることもできますよね!

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