ハマグリと言えば、お祝いの時のお吸い物など、いろいろな料理に使われていますよね。
そのはまぐりですが、砂抜きをしたのに開かない場合どうしたらいいのでしょうか?
死んでしまった貝の見分け方も含めて、ハマグリの砂抜きの方法を伝授します。
ハマグリの正しい砂抜き方法は?
基本的なハマグリの砂抜きの方法ですが、まずは水300mlに対して塩を9~10g入れます。
実際に味見して、しょっぱいなと感じるくらいがちょうどいいですね。
なぜ塩が10g位かというと、ハマグリの砂抜きでは、なるべくはまぐりがいた場所に近い(海水に近い塩水)を目指さないといけないからです。
なるべく、海水に近い状態にしないと、砂をあまりはいてくれません。
そして、貝が少し出るくらいに作った塩水をいれます。
ここで注意しないといけないのが、塩水は多すぎないことと濃くしすぎないことです。
貝が呼吸をしなくなってしまい、砂抜きがうまくいかなくなりますので、注意してくださいね。
そして、水の温度は常温(15℃~25℃)にし、薄暗い所(冷蔵庫)などに2~3時間おいてください。
しっかり砂抜きしたい場合は、4~5時間ほどおきましょう!!
ハマグリが開かないやつは調理しちゃダメ?
ハマグリの砂抜きをきちんとしても、なかなか開いていないことがあります。
ハマグリが開かないやつは調理してはいけないかというと、そうでもありません。
開かないのには、理由がいくつかかあります。
1.塩分濃度が濃い、もしくは薄い
塩分濃度が濃い、もしくは薄いため貝がストレスを感じて、開いていない場合があります。
塩分濃度が間違えてはいないかを、もう一度確認して砂抜きしてみてください。
2.砂抜きしている場所が明るい
この場合は、暗い所でやってみてください。
なお、冷蔵庫が暗い場所でも、涼しすぎると逆に開かない貝があるので、常温でも試してみてくださいね。
しかしそれでも、開いていない貝は死んでしまっている可能性が高いです。
その場合は、何をしても開きません。
そのほかにも、明らかに変なにおいがするもの、貝の一部が割れているものなどは死んでいると思ったほうがよいので、調理には使えません。
ハマグリの砂抜きして開かないやつはどうする?のまとめ
通常ハマグリをおいしく食べるためにする砂抜きには、短くても2~3時間は、塩水につけていないといけません。
ハマグリの開いていないやつは調理可能なのか?について、開かないハマグリを調理するのは無理ですが、その前に本当に砂抜きの方法が間違えていなかったのか?死んでいるかの見分けをしてみてくださいね。
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