新米ママさんや主婦の方にとって、食材の旬は分からないことだらけだったりしますよね?
たとえば、新生姜が食べてみたいものの、あまりスーパーで見かけたこともないし、旬の時期がいつなのか知りたい!という声も珍しくありません。
今回は、そんな新生姜の旬の時期や栄養効能、高知・和歌山・熊本産が出回るのはいつなの? といったお話をさせていただきたいと思います。
高知県産の新生姜の時期は?
高知県産の新生姜の旬は10月頃となります。
ですので、10月いっぱいくらいであれば、新生姜をいただくことができます。
ちなみに、新生姜には品種が同じであっても、ハウス新生姜と露地新生姜の2つのパターンがあることによって、出回り時期が変わってきます。
高知県では、9月~11月が露地生姜を収穫貯蔵する前に、掘り取り出荷する時期にあたりますので、10月がベストシーズンであると言われる所以となっているのです。
現在新生姜で出荷されている多くは、ハウスものが主流となっていますので、新生姜の旬は6月ごろ、と思われがちですが、本当の新生姜の旬はこの10月前後の露地新生姜なのです。
ハウスものは、なんだかやっぱり自然状態ではなく、人工的にハウスで管理されて育っていますので、本当の意味での「旬」とは言えないかもしれませんね。
和歌山県産の新生姜の時期は?
紀ノ川河口に広がる砂地地帯に広がる、「新生姜」の園地となっている和歌山県産の新生姜。
各地区の作型に合わせ、5月から10月にかけて計画的にリレー出荷する体制が取られています。
基本的にはハウス栽培となりますので、このように時期にバラつきがあると言われています。
新生姜の時期熊本県産は?
熊本県は高知、千葉に続いて収穫量(H16年 5,390トン)、作付面積(H16年 190ヘクタール)ともに、全国3位という一大生姜の産地として知られています。
その主な産地は、八代郡東陽村や下益城郡小川町で、県全体の生産量の約8割を占めるそうです。
高品質のしょうがに仕上げるため、生育後半は肥料の吸収が少なくなるように管理しされ、10月下旬~11月にかけて収穫時期を迎え、霜が下りるまでの間に一斉に収穫されます。
新生姜としてはこの時期に出荷され、残ったものは、貯蔵庫へ運び、根生姜として出荷されることとなります。
新生姜の栄養効能は生姜とは違うの?
そんな新生姜の栄養効能ですが、じつはいわゆる根生姜として知られている生姜との違いはないとされています。
一般的に生姜の効能は、
- 体を温める (血行促進)
- 消化促進
- 嘔吐止め作用
- 殺菌作用
- 咳止め効果
- 消炎効果
があると言われており、新生姜にもそれらを期待することができます。
新生姜の旬の時期は?のまとめ
いかがでしたか?
一言で「新生姜」といっても、さまざまな産地で、少しずつ違った時期に旬をむかえるようですね。
ということは、産地を選ぶことによって、比較的長いあいだ新生姜をお料理に取り入れたり、甘酢漬けを作ったりと、楽しむことができますので、ぜひ新生姜レシピに挑戦してみてくださいね!
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