サクランボを初めて買ったとき、ただただおいしそうだなと思って帰ってきて、ふと気になってしまうのが、その保存方法ですよね?
誰しも最初は食品の保存に悩み、迷うものですので、心配は要りません。
今回は、そんなさくらんぼの保存方法や、冷凍・冷蔵庫・常温の期間はどれぐらい? といったお話をさせていただきたいと思います。
ご存知の方も、今一度要チェックしてみてくださいね!
さくらんぼの保存は常温でもいいの?
買ってきたさくらんぼを、ついつい冷蔵庫に入れたくなってしまいますが、冷蔵庫に入れることによって、じつはサクランボの甘み成分が落ちてしまうことがわかっています。
なぜなら、サクランボは温度変化だけでなく、結露や乾燥といった湿度変化にも弱いからです。
さらに、シワシワになって見栄えも悪くなってしまいますので、じつは、買ってきてすぐのものでしたら、冷蔵庫に入れずに、冷暗所で保存するのが最適であると言われています。
もちろん、適度に冷えているさくらんぼもおいしいですが、保存という意味であれば、冷蔵庫ではない方がいいですね。
どうしても買ってきてすぐに、冷たいチェリーが食べたいというときには、冷水にさっとくぐらせるだけで、おいしく食べることができますよ。
水洗いしたのち、20分ほど冷蔵庫で冷やしておくというのも、一つの手ですので、実践してみてくださいね。
さくらんぼの保存期間、冷蔵庫の場合は?
初夏から夏にかけての暑い時期が旬であるチェリー、最近の猛暑・酷暑のときには、常温で置くよりは冷蔵の方が安心できます。
ただし冷蔵保存したからと言って、長く日持ちするわけではありませんので、おおむね2~3日で食べ切るようにお気をつけください。
冷蔵保存の場合、冷蔵庫から出して常温に戻ってしまうことによって、痛みが進み、風味も落ちてしまいますので、すぐに食べることをおすすめします。
また、冷蔵庫の冷気が直接当たる場所に置いてしまいますと、さくらんぼが変色してしまうこともありますので、意識しておきましょうね。
さくらんぼの保存期間、冷凍では?
どうしても食べ切ることができないときには、すぐにさくらんぼを水洗いし、表面の水分をキッチンペーパーなどでふき取ってから冷凍するようにしてください。
冷凍で保存できる期間は、1~2ヶ月程度となっております。
冷凍することで、まるでさくらんぼがシャーベットのように早変わりしますし、お飲み物やお酒に入れてもおいしくいただけますよ。
さくらんぼの保存方法!冷凍・冷蔵庫・常温の期間は?のまとめ
いかがでしたか?
じつは知っているようで、知らないさくらんぼの保存方法ですが、どれが正解ということではありません。
その日に食べ切る、しばらく置いておくなど、用途に合わせてベストな保存方法を利用するという工夫が必要になるわけなんですね。
貴重で高級なフルーツとして知られているさくらんぼですから、その取り扱いに気をつけて、無駄にすることなく、食べ切れるよう、覚えておくと重宝すること間違いありませんよ。