食卓で出すサラダのきゅうりを、離乳食の赤ちゃんにいつから生であげてもいいのか悩みますよね?
11ヶ月ともなると、そろそろ大丈夫なんじゃないのかと思いますもんね。
今回は、離乳食でのきゅうりを生でいつからあげてもいいのか、ほかの生野菜はどうなの? といったテーマでお話をさせていただきたいと思います。
きゅうりの生はいつから与えてもいい?
きゅうりは、水分量が多いだけでなく、カリウムが含まれていることから利尿作用もあって、あまり小さな赤ちゃんに生で与えるのはリスクが高いと言えます。
さらに、生鮮食品であることから、ちょっとした雑菌やバイ菌が付着していただけでも、体調を崩してしまったり、お腹を壊して下痢をしてしまう可能性があるからです。
したがって、生のきゅうりは、離乳食初期である生後5ヶ月ごろになってから少しずつ与えてあげるようにすることがおすすめです。
なので、11ヶ月ともなれば、もう問題なく生のキュウリを食べることができると言えますよ。
その際にも、まずはすりおろしたり、皮をむいたり、種を取り除いてあげるといった工夫をする必要があります。
さらに、きゅうりによる口腔アレルギーの症状が出ることもありますので、少しずつ様子を見ながら与えてあげるようにしてくださいね。
そういった症状が出てしまったときには、すぐに、かかりつけ医に相談されるのをおすすめします。
離乳食でのきゅうりはスティックにするの?
生のきゅうりスティックを食べられるようになるのは、離乳食が終了して幼児食に入った頃が一つの目安であるとされています。
奥歯で食べ物を噛み砕いて食べられるかどうかが、その鍵となるからです。
ちなみに、赤ちゃんの奥歯が生え始める時期は、1歳前後であると言われています。
そのあたりからスティックタイプのきゅうりを与えてあげても問題ないとされていますよ。
とはいえ、食べやすいように小さくカットしてあげたり、硬そうな皮の部分はあらかじめ取り除いてあげるようにしてあげてくださいね。
赤ちゃんへのほかの生野菜はいつから?
赤ちゃんが生野菜を食べられるかどうかの判断は、離乳食の食べ方であったり、歯の生え方を確認しつつ、じっくりと見極めていくことが肝心です。
最初に生で食べるのにおすすめの野菜は、きゅうりのほかにも、トマトやレタスが挙げられます。
いずれも食べやすいように、トマトは湯剥きをしてあげたり、レタスもなるべく細かくカットしてあげるようにすると、赤ちゃんも嫌がることなく食べてくれることが期待できます。
トマトは薄味のナムルにしてもいいですし、きゅうりやレタスはポテトサラダの具材として使用することもアリですよ!
まとめ
きゅうりはどちらかと言えば、淡泊な味が特徴の野菜ですので、薄くスライスしたり、細かくカットすることができます。
また、水分が多いこともあって、初めて食べさせる生の野菜としては、ベストな食材であると言えます。
とはいえ、赤ちゃんに与えてあげるときには、食感がよくなるよう、より苦味を感じにくくするような工夫をしてあげる必要があります。
そうすることで、好き嫌いをすることもなく、喜んで食べてくれるようになるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!