梅干しが好きで、毎日3個は必ず食べるといった習慣のある方も珍しくありません。
ですが、塩分の取り過ぎてしまっているのではないか、そもそも梅干しを食べすぎているのではないか不安になってしまいますよね?
今回は、そんな梅干しを一日3個は食べ過ぎになるのか、何個までをいつ食べるのが効果的なのか?といったテーマでお話をさせていただきたいと思います。
梅干しは1日何個までなら食べてもいいの?
梅干し1粒に含まれている塩分量は、おおよそ2g程度であると言われています。
もちろん、減塩タイプのものや熟成度合いによって、塩分の濃度は変わってきますので、成分表示をチェックしてみることがおすすめです。
いずれにせよ、成人の1日あたりの塩分摂取量の目安は、
- 男性が、10g未満
- 女性であれば、8g未満
とされています。
うめぼし以外全く塩分をとらないならば、4~5粒食べても良いという計算にはなりますが、そういうわけにもいきませんよね。
やはり健康被害が出ない程度の梅ぼしの1日の摂取量は、1粒~2粒ではないかと言われています。
梅干しはいつ食べるのがいい?
整腸作用や解毒作用が期待できる梅ぼし。
朝いちばんでお腹の中をきれいにすることを目的とするのであれば、朝ごはんを和食にして、梅干しを食べることが効果的であると言えますよ。
そして、脂肪燃焼効果を期待するのであれば、寝る前に摂取することで、睡眠中に体内で効率よく働いてくれます。
ほかにも、風邪気味であったり、食欲が落ちているときにも、おかゆやうどんに入れてみましょう。
梅干しに含まれているクエン酸によって、元気を取り戻したり、体調を回復させることができますので、おすすめですよ。
梅干しを毎日食べる効果って何?
梅干しの効能として知られていることを挙げると、次のようになります。
・脂肪燃焼作用
・インフルエンザ予防
・胃がん予防
・糖尿病予防
・食中毒予防
・動脈硬化の抑制
・血液浄化作用
・抗酸化活性作用
・疲労回復作用
・食欲増進作用
・虫歯予防
・カルシウムの吸収促進
・ダイエット効果
・高血圧の抑制
・鎮痛作用
ということは、塩分過多になることだけ気をつければ、ウメボシは毎日食べて健康を維持したり、回復することができる万能食材なんですね。
逆に食べすぎてしまうと、高血圧症や腎臓疾患、不整脈、心疾患といった症状が出てきたり、その予備軍の仲間入りをすることになってしまいますので、気をつけていただければと思います。
とはいえ、何事も過ぎたるは及ばざるが如しと言いますので、毎日適量を適切に摂取していれば、問題はないといえそうです。
まとめ
血流改善効果で血液サラサラになるだけでなく、美肌効果も期待できる梅干しは、おいしいので、ついつい食べすぎてしまいますよね。
日本人には馴染みの深い、古来から愛されているうめぼしによって、身体に支障をきたすようでは、百害あって一利なしになってしまいます。
少量ずつ毎日継続して食べる、というのが良いですね。
くれぐれも、好きだからと食べ過ぎてしまうことのないように、気をつけてくださいね。