あけぼの子どもの森公園は、子供が小さいころにいつも幼稚園の遠足などで、遊びに行っていた場所です。
まるでムーミン谷そのもので、リアルなムーミンのおうちがあって、遊具が無い、丘や森、芝生の広場など、シンプルな公園です。そんなあけぼの子供の森公園に、おしゃれなカフェが出来たんですよ。
あけぼの子どもの森公園でランチ
昨冬は工事でしばらくはいれなかった、このあけぼの子供の森公園でしたが、春には建物が出来上がり、おしゃれなカフェが出来ました。
その名も「Cafe PUISTO(カフェ・プイスト)」です。なだらかな屋根の平たい建物で、壁はオシャレなブルー。中は木目が生かされた素敵なインテリアでまとめられています。
ムーミンの生まれ故郷であるフィンランドと、空間がつながったのではないかと錯覚してしまうほどの素敵なカフェです。
この公園の周辺は駅からも離れており、途中にコンビニはありますが、気軽にランチ出来るような場所が無かったので、これは嬉しいオープンでした。
ランチメニューは、カラフルで新鮮な野菜を使った可愛いオープンサンドがメインで、子供たちも美味しくパクパク食べています。
私はスムージーがとても好きなので、スイーツ代わりのデザートに飲んでみました。地産地消ということで、飯能で生産された野菜を使っていて、とても美味しかったです。
あけぼの子供の森公園って?
以前は「あけぼの子供の森公園」と呼んでいましたが、最近ムーミンの生みの親である、トーベ・ヤンソンのお名前をつけてこの呼び名になりました。
世界的に話題になったムーミンの、本国にもないような規模のテーマパークが同じ市内にできることになり、それもあってタイアップなのか、公立の公園なのに北欧風のカフェができたり、様々なリニューアルが加えられ、今では平日には大人の人が散歩するために車で遊びに来る、という不思議な場所になってしまいました(笑)。
もともとここは遊具の無い公園です。自分たちで森を遊び場にして木の実を拾ったり、芝生で転がったりという場所でした。
広々とした敷地のど真ん中にあるキノコの家は、昔から『ムーミンハウス』として有名で、小さい子供たちだけでなく、大人たちにも大人気でした。
親たちも小さいころにムーミンを見たことがない人はいないでしょう。
遊んでいる子供たち。
遊ばせている大人たち。
ここにいる人たちは、何だかみんな笑顔になります。イライラしている人は殆どみかけたことがありません。ムーミン谷の空気って、きっとこんななんだろうなと思ってしまいます。
公園の中にあるホールでは、季節によってさまざまイベントが行われたり、図書室でいろいろな名作の児童書などがみられます。むしろ子供を連れて行った大人が楽しめるような、良質の空間がそこにありますよ。
マナーさえ守れば、ペットを連れて行ってお遊ぶこともできます。
イベントカレンダーも充実しており、夏休みには様々な体験会もありますよ。
ムーミンのテーマパークがオープン
今年の秋には、同じ飯能市内のちょっと離れた宮沢湖というところに、本格的なムーミンのテーマパーク『メッツァ』と、来年春には『ムーミンバレーパーク』がオープンします。北欧とムーミンの世界をたっぷりと楽しめるエリアが出来るようです。
しかし、恐らくはオープン当初は激混みだろうなと予想しているので、私は当分このトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園で、のんびりお散歩しようと思っています。
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園のアクセス
【所在地】〒357-0046 飯能市大字阿須893番地の1
【電話番号】042-972-7711
【営業時間】9:00~17:00
【休園日】毎週月曜日(月曜日が祝日のときは,その翌日)
年末年始(12/28~1/4)
【駐車場】市民体育館・市民球場・ホッケー場と共用
駐車料:無料
電車で行くなら西武池袋線の元加治駅から徒歩20分とのことですが、子供連れだとプラス5~10分程度は余裕を見ておいた方が良いでしょう。
さいごに
その辺をニョロニョロが群れを作って進んでいるのではないか、と思ってしまうような素敵な森です。スナフキンはいないかなぁ、とついつい探してしまうような、そんな錯覚におちいるのです。是非一度遊びに来てくださいね。