福島県の祭りで有名な二本松の提灯祭り!巨大な太鼓台は幻想的で圧巻!

福島県の祭りで有名なのが「二本松の提灯(ちょうちん)祭り」です。このお祭りには、五十年もの歴史があります。二本松の伝統行事と言ってもいいでしょう。
二本松は福島の会津地方、つまり西側に位置する地方ですが、ここは伝統芸能や工芸品、そして言わずと知れた「白虎隊」で有名です。二本松は歴史の深い地域なのです。

二本松の提灯(ちょうちん)祭り
・開催日
毎年10月4日 – 6日に開催
・開催場所
福島県二本松市街地

 

二本松の提灯祭りは日本三大提灯祭りの一つ

ちょうちんは、巨大なやぐらのようなものに取りつけられています。暗闇を照らす薄ぼんやりとした光が、とっても幻想的です。まるで映画のワンシーンを見ているかのようです。

 

そのやぐらが、いくつもいくつも町を移動していくわけです。このスケールの大きさが、祭りの最大の魅力の一つですね。

 

この「二本松の提灯祭り」は、視覚だけでなく、聴覚でも楽しむことができます。それは、お囃子と太鼓の音です。ゆったりとした情緒深いお囃子に、雄大で力強い太鼓の音が加わり、荘厳な響きを生み出します。

 

それが提灯のやぐらとともに町を行くんです。神々しさすら感じますよ。

 

混雑度は大です

地元の人だけでなく、他の地域、他県からも人が来るので、混雑ぶりはかなりものです。場所、時間によっては歩くのもままならない、ということがあります。

 

特に子連れの方は、お子さんから目を離さないでください。迷子になったらかなり苦労します。ただ、交通整理ならぬ人混み整理をやっていたはずなので、秩序を失ったような混み方にはならないと思います。

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それに祭りに来ているからの人柄というか、モラルをしっかりと意識する方が多いように見受けられるので、その辺りも心配する必要はないでしょう。あくまで祭りを訪れる人は静かに、情緒を持って提灯祭りを楽しみたいのです。

 

ちょうちん祭りの昼の楽しみ方

ちなみに、この提灯祭りは昼もやっています。ただ、その見どころである提灯をあまり楽しめない、ということはあります。

 

むしろ昼は町を練り歩く神輿と、それをかつぐ若者たちを見る、というのが主眼になります。神輿に興味がある方は、昼から楽しめると思いますよ。

 

もちろん昼の部は昼の部で情緒はありますが、むしろここでは勇猛さに重きが置かれているので、そういったお祭りが好きな人は是非体験してみてください。

 

やぐらの移動コースと駐車場

ちなみに、神輿、やぐらの移動するコースは、

二本松市公式サイトであらかじめ確認することができます。

 

何時にこの場所を通る、と時間まで把握できるので、特に初めて観光するという方は、前もって確認しておくとよいでしょう。場所取りという意味でも合理的ですよ。

 

アクセスは、場所によって変わるのでなんとも言えませんが、神輿の移動する場所に近い駐車場がそれぞれ用意されています。

 

JR二本松駅で降りて、ということももちろん可能ですが、祭りを通して結構歩くことにはなります(それはそれで、二本松の歴史と情緒をその町並みから読み取ることもできるので楽しいです)。

 

ですので、基本的には祭りの期間開放される臨時駐車場を利用することをおすすめします。一部有料ですが、それでもかなり安いです。

 

駐車場もかなり混みますが、停められないということはおそらくないと思います。私も何度も車で行ってますが、停められなかったということは一度もないです。臨時駐車場自体の数が多いので、探す手間はかかりますがなんとかなると思いますよ。

 

さいごに

二本松の提灯祭りは、地元の人たちの想いのこもった、歴史と伝統の祭りです。冗談ではなく、この祭りの後は心が洗われますよ。
三日間という長丁場ですので、日を選んでいくもよし、まるまる楽しむもよし、その合間に会津城を見学するもよし。この祭りをきっかけに、是非会津をフルコースでお楽しみくださいね。

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