雨が続くと家の中がジメジメして本当に嫌になりますよね。
このジメジメを取るためにエアコンで除湿をしたけれど、エアコンの風がなんか寒い!
寒くならないで、さらりと気持良く除湿したい!
エアコンの温度設定はいったい何度にすればよいのでしょうか?
エアコン除湿機能の適温は何度?除湿で寒い時の対策
エアコンの除湿は部屋の湿度を下げてくれます。
この除湿の仕方には大きく分けて2種類あります。
- 弱冷房除湿
- 再熱除湿
です。
1の弱冷房除湿は、冷房のオンとオフを繰り返す除湿方法で、冷房とほぼ同じ。
だから室温が下がっていきます。
2の再熱除湿は、除湿する時に冷えた空気を温め直して室内に戻すので、温度は下がりません。
この再熱除湿のエアコンは、グレードの高いエアコンにしか付いていません。
我が家は当然普通のエアコン・・・では、除湿で寒くなるのは仕方ないってこと!?
弱冷房除湿しかできないエアコンでも寒くならないようになんとかならないのー!?
まずは、エアコンの除湿が快適な設定になっているか確認しましょう。
冷房の設定は27℃にしていても、除湿はもっと低い温度設定になっていた!なんてこともあるので確認してみましょう。
湿度が15%減少すると、体感温度は1℃下がると言われています。温度設定が高めでも湿度が低くなると、さらりとして涼しく感じます。
快適な設定は、
湿度設定 50%~60%
温度設定 27℃~28℃
が目安になります。
室温が28℃で湿度が60%以下なら、快適に過ごせます。
室温が26℃でも湿度が80%なら、不快に感じます。
湿度が下がると涼しく感じ、湿度が高いと不快に感じます。
後は、風向きも重要です。
ルーバーをなるべく上向きにすることで、冷たい空気が上からふわりと降りてくるようになり、直接エアコンの風が当たらなくなるので寒さが和らぎます。
さらに、扇風機やサーキュレーターを使って、クーラーから吹き出した風を拡散させると良いです。
これらの対策をしてもまだ寒い場合は、残念ですが服を一枚多く着るしかありません。
エアコンの除湿って実は値段が高い!?つけっぱなしの時のエコな温度設定とは?
エアコンの除湿には2種類の方法があるとお話しました。
除湿方法によって電気代も違ってきます。
弱冷房除湿、再熱除湿、冷房の3種類で電気代を比べてみると、安い方から、
弱冷房除湿<冷房<再熱除湿
となります。
再熱除湿は、除湿で冷えた空気を温めなおすので、どうしても電気代が高くなってしまいます。
また、エアコンはつけっぱなしの方が、オン・オフをこまめにするよりも電気代が安くなります。
とは言え、低い設定温度でつけっぱなしにすると電気代はかかります。
また、長時間外出するときにはエアコンを消したほうが良いです。
室内と外気温との差を5℃以内にすると、体への負担が少なくまた、エコな温度設定になりますよ。
まとめ
エアコンの除湿で室内が寒くなってしまうのは、弱冷房除湿の場合仕方のないこと。
温度設定を外気温との差5℃以内にし、風向き、扇風機などを活用してなるべく寒くならない対策をしてみて下さいね。
最終手段は、少し厚着をするしかないです・・・
寒がりさんが次にエアコンを買う時は、再熱除湿のエアコンを選びましょう!