運動会の種目で必ずあると言ってもおかしくない保護者参加のPTA競技。
保護者の中には嫌がる人もいらっしゃいますが、子供たちから見るとやはり頑張るお父さんやお母さんを見るのは嬉しいようで、意外と無くならないですよね。
しかしPTA側からすると、どういう競技にしたら保護者の方々に気持ちよく参加していただけるのか、頭を悩ますところです。
PTA競技を選ぶ上で考えたこととは?
保護者はイマイチ気が乗らない!?でも子供達は楽しみにしているPTA競技。何をやるかを決める時に、まず考えなくちゃならないことは2つ。
1つ目は、どうしたら多くの人に参加してもらえるかということについて。大人数になるような競技を選ぶことはもちろんですが、個人的な精神的負担が少なくなるような競技にすること。
参加人数を多くしてもリレーみたいなのだと、誰のせいでこの順位!ってことがわからないような競技。頼まれて出るのは良いけど、こういうリレーとか団体競技でありながら、個々のの力が見えてしまう競技は間違いなく敬遠されます。
そして2つ目は競技で保護者が怪我をしないこと。
イヤよイヤよも好きのうち!ということではありませんが、やっぱり保護者も競技が始まるとムキになってしまうのがPTA競技。
だから見ていて面白いんですけどね。出るからには自分の子供に良いところ見せたいですもんね。
決定したPTA競技はこれだ!
そこで頭に浮かんでくる競技というと玉入れや綱引きですね。これならここの責任も分かりずらいし、怪我の心配も基本的にはない。
そこからこの2つのどちらを選ぶかというと自分は綱引きです。
どちらの競技も2つの心配はクリアしていると思いますが参加した保護者に、競技が終わった後、やり遂げた感を感じるのは綱引きではないかと思います。
そしてもう一つ考えたのが対戦方法。
学年対抗というのが多いと思いますが、そこに先生チームを加える。先生方は運動会スタッフとしてもフル稼働だから、結構嫌がるんですよね、PTA競技に出るの。
でも見てる保護者も子供も、お父さん・お母さんチーム対先生という図式は間違いなく面白いですからね。先生方には日頃のうっぷんを晴らすべく、綱引きで保護者をやっつけちゃってください!と気合を入れて!?先生チームを認めてもらった経験があります。
まとめ
この経験談については、自分が当時PTA会長だった時のものです。
それまでは怪我を避けるために、なるべく駆け足の速さだけでは勝負がつかないように、スピードが出ないように障害物競走だったりしたんですが、誰もが知ってる綱引きなら参加した皆さんが楽しくやれますし、勝負ははっきり出るし、最高だと思います。
そこに先生対保護者というストーリーを加えれば、良くも悪くも(笑)大人も子供も盛り上がりますからね。
幼稚園や保育園では、女性の保育士さんが多いのでちょっと厳しいかもしれませんが、小学校や中学校なら先生の許可さえいただければ、可能かと思います。保護者競技に悩まれているPTA役員の方にアイデアの一つとしてぜひ参考にしていただけたらと思います。