秋になると一度は聞いたことのある「読書の秋」
なぜ秋に読書なのか?不思議に思ったことはありませんか?
読書の秋の由来とは何か調べてみました。そして読書にオススメの本をご紹介します。
読書の秋の由来と意味は?
「読書の秋」という言葉は、古代中国の唐時代の韓愈(かんゆ)が書いた漢詩の中の「灯火(とうか)親しむべし」が由来とされています。
少し難しいですね。
秋になると涼しくて夜が長いので、明かりの下で読書をしましょうという意味です。
これが「読書の秋」の由来と言われています。
秋は涼しく夜は過ごしやすいので、脳に活動にとっても最適な
気温です。
読書や勉強に集中しやすくなる時期なので、秋に本を読みましょうとされているんですよ。
ぜひ読んで欲しい!読書の秋におすすめの本5選2018
読んでもらいたい、おすすめの本をランキングにしてみました。
第5位『火花』作者 又吉直樹
読みたい本で、高校生の間では1位に選ばれたんですよ。
あらすじ
主人公の若手芸人先輩芸人と出会い、漫才師となり相方とのトラブルや青春を過ごした日々が書かれています。
映画化やドラマ化もされた話題の作品でもあります。読んだことのない人は是非、1度は読んでいただきたい本です。
第4位『冷たい校舎の時は止まる』作者 辻村深月
大雪が降った日に、高校生が学校に行くと登校してきたのは8人だけでした。
時間がたっても誰も来ないので校舎から出ようとしましたが、扉は開かず閉じ込められてしまいます。
教室を見ると時計は5時53分で止まったままでした。
考えたのは、2か月前起きた学園祭のときに亡くなってしまったクラスメイトのこと。
思い出そうとしても思い出せない、顔も名前も出てこない。なぜか忘れてしまった記憶、その理由とは…
第3位『コーヒーが冷めないうちに』作者 川口俊和
あらすじ
過去に戻れると話題になった喫茶店『フニクニフニクラ』が舞台になります。
決まった席に座ると、コーヒーが冷めない時間だけ過去に行き、会いたい人に会えるという不思議な喫茶店のお話です。
第2位『コンビニ人間』作者 村田紗耶香
あらすじ
主人公は36歳の独身女性。
普通の両親に育てられたのですが、周囲からは奇妙な子と思われていました。
小鳥の死骸を見て、友達や両親は悲しんでるのに、焼いて食べよう。
友達のけんかを止めるために行ったのに、スコップで殴りかかってしまう不思議な子でした。
大学一年の時にコンビニ店員になった主人公が、働くことになり普通の人間になれた気がしていた時、一人の新人男性アルバイトが来る…
このあと、どのような人生を送るのか…
第1位『かがみの孤城』作者 辻村深月
あらすじ
不登校になり、学校に行かなくなってしまった中学生。
主人公こころは、ある日部屋にあった鏡が光りだし中へと引き込まれてしまいます。
そこにはお城がありました。
こころと同じように学校にいけなくなってしまった6人と、フリルの服に狼の仮面をした小さな女の子、こころもいれると8人がそこにいます。
そしてこの城のどこかに、願いを何でも叶えられる魔法のカギが1本あると知らされます。
7人の中学生は悩みを抱えている子、願いを叶えたい子、だからカギを探しに行きます。
この本では学生時代、自分が悩んでいてもなかなか親に言葉にして伝えることができかったことを思いだし、考えてしまいました。
ファンタジーな作品ではありますが、謎、友情、彼らの現実と向き合った8人の姿が描いてあります。
ぜひ読んでいただきたい1つです。
さいごに
普段はなかなか読書する時間がとれないかもしれませんが、せっかく読書の秋という言葉もあることですし、ちょっと気になっていた本を手にしてみるのもいいですね。
秋の夜長に、ゆっくりと本を読んでみてはいかがでしょうか?