庭やベランダに出て、
あれ?なんか蜂をよく見かけるな。
そう感じる時はありませんか?
今まではそんなに頻繁に、蜂を見かけることなんてなかったのに・・・
少し離れたところから観察を続けると、蜂が室外機の中から出たり入ったりを繰り返している!
これは、まさか巣を作っているのでは!?
そのままにしておいてどんどん蜂が増えるのも恐いけれど、蜂の巣を取るのも恐い・・・
エアコンが故障してしまうのも嫌だし、なんとかしなければ。
一体どうしたらいいの?
エアコン室外機の中の蜂の巣を駆除するには?取り方の注意点
エアコンの室外機の中に巣を作られやすい時期は、春です。
春は蜂が巣を作り始める時期です。
ちょうどエアコンを使わない時期と同じタイミングなんですね。
蜂の巣を発見したら、蜂退治用のスプレーを使って駆除するのが安全です。
蜂退治用のスプレーは、最大10メートル先からでも噴射することができる殺虫剤なので、できるだけ近づかないようにしてくださいね。
遠くから噴射できるとはいえ、蜂が攻撃してくるかもしれませんから、長袖長ズボン、手袋、帽子などで防護して作業しましょう。
●蜂は黒色に反応するので、薄い色の服を着るとよいです。
●髪の毛の黒にも反応するので、薄い色の帽子や、タオルで頭も隠しましょう。
●また蜂は匂いにも敏感で、香水や柔軟剤の匂い、汗の臭いがすると寄ってくるので気を付けましょう。
蜂の巣の駆除は夜8時以降に行うほうがよいです。
蜂は夜になると巣に戻り、あまり動かなくなるからです。
蜂退治用のスプレーを噴射して、蜂の動きが無くなったのを確認できたら、長い棒などを使って蜂の巣を取り除きます。
万が一、生き残った蜂が出てきたときは、急に逃げずにゆっくり後ずさりをして逃げましょう。急な動きをすると蜂が攻撃してきます。
蜂の巣が取れたら、ビニール袋に入れてしっかりと口を閉じて処分しましょう。
室外機の中に巣を作りやすい蜂は「アシナガバチ」です。
アシナガバチは、攻撃性はあまりないですが、巣を取り除こうとしたりすると攻撃してくることがあります。
巣を作っている蜂の種類が、スズメバチの可能性がある場合には、素人が駆除するのは大変危険なのでやめましょう。
プロの業者に依頼するようにして下さい。
スズメバチには夜行性のものもいるので注意して下さい。
またスズメバチ以外の蜂であっても、蜂の巣の大きさが15cm以上の場合はプロの業者に依頼しましょう。
15cm以上の大きさになってくると、働き蜂の数が増えるのでとても危険です。
エアコンの室外機に蜂の巣を作らせない予防方法は?
エアコンの室外機に蜂の巣を作らせないためには、蜂の巣を作らせない予防用のスプレーを使うとよいです。
エアコンの暖房を使用しなくなった春先ころから、予防を始めるのが良いですね。
蜂の巣を作らせない予防用のスプレーは、まだ小さい作りかけの巣がある場合にも効果があり、蜂を駆除することもできます。
子供がいる家庭などで、殺虫剤は使いたくない場合には、木酢液(もくさくえき)がおすすめです。
木酢液は、炭を焼いた時に出てくる煙を冷やして液体にしたものです。
木酢液の臭いに虫除けの効果があり、蜂だけでなく蚊などいろいろな虫にも効果があるのでとっても便利です。
木酢液と水を1:1の割合で薄めて容器に入れ、室外機の近くに置いておくと予防になりますよ。
最後に
我が家も以前、室外機の中や、玄関脇の花壇にアシナガバチに巣を作られてしまいました。
巣が小さいうちは、蜂が1匹くらいなので直ぐに駆除できましたが、巣が大きくなってくると蜂の数が増えてきて、5匹くらい飛び交うようになるととても恐かったです。
蜂の巣を取り除いた翌年、予防策をしなかったところ、同じ場所にまた巣を作られてしまった経験があります。
蜂は同じ場所に巣を作る習性があるので、予防策は本当に大切です。
巣を作られてしまった場合には、
どんな蜂なのか?
スズメバチか?
巣の大きさは?
といったことを確認し、もし危険そうならプロの業者に依頼しましょう。
自分で駆除する場合には服装や、駆除する時間帯など細心の注意を払って作業してくださいね!
蜂は本当に危険ですから!!