小さなお子さんをお持ちの方に対して、いつから自分の子どもがイヤイヤ期に入ったかアンケート調査に答えてもらったところ、だいたい一歳半からはじまったと言った意見が最も多くなりました。
何をするにもイヤイヤ言ってばかりなだけでなく、かんしゃくも起こし、夜泣きもひどく、一度泣き出すとどうにもできない状況に、親の方がノイローゼになってしまいそうになることはありませんか?
今回は、そんな「一歳半イヤイヤ期 」といったテーマについて、お話させていただきたいと思います。
一歳半でイヤイヤ期いつまで続くの?
そもそも、一歳半頃にはじまると言われているイヤイヤ期。
身体の成長がある程度落ち着いてきたときに、今度は「自我」であったり、「こころ」の成長が進んでいくことによって生じる現象であると言われています。
したがって、本来であれば、我が子の成長を目の当たりにできる機会であるため、喜ぶべきことではあるんですね。
ですが、常に親もイライラさせられてしまったり、悩まされてしまうので、そうそう手放しにその実感に感動したり、うれしく思ったりするといったことができません。
できれば、早くイヤイヤ期が終わってほしい・・・
と思ってしまいがちですが、イヤイヤ期は、とある調査によりますと、2歳半から長くても3歳頃までには終息に向かうと言われています。
3歳までに終わったと答えた人は、全体の約20%程度いらっしゃいます。
最も多かった意見は、2歳半前後のようで、それは3歳になる頃にはある程度言葉の理解ができるようになることで、自分では解決できなかった問題が少しずつ減少していくからではないかと考えられています。
一歳半のイヤイヤ期にイライラ!どう対応する?
一歳半のイヤイヤ期に差し掛かったお子さんへの対応についても、親として、やって良いこと悪いことがあります。
たとえば、
- 頭ごなしに叱りつける
- 罰を与える
- 禁止する
とような言い方はNGです。
なぜなら、子どもが恐怖を感じたり、物事を理解不能のままとなってしまっては、せっかく芽生え始めた自分という存在を受け入れられなくなってしまうからです。
適切な接し方としておすすめなのは、まずは自分でやらせてみるということです。
そうすることで親が自分を認めてくれた・受け入れてくれたと感じた子どもは安心するようですね。
ほかにも、パターンを作ってあげて、それに当てはめて当たり前のこととして行動を促してあげたり、気分転換させることによって、何が嫌だったのか忘れさせてあげる。
また、大人と同じことをさせてあげる、ある程度の時間は待ってあげることで本人が納得したり、満足したり、飽きたりすることを期待するという方法も、効果があると言われていますよ!
まとめ
いかがでしたか?
イヤイヤ期こそ、親子のコミュニケーションが試される期間であると言えます。
ずーっと続くものではありません。
子どもも辛い時期ですので、親としてサポートをしてあげながら、共にイヤイヤ期を乗り越えていけるよう、努力したいものですね!
以上、「一歳半イヤイヤ期はいつまで続く?寝ない食べない泣くにどう対応する?」 についてのお話でした!