冷凍しておいたたけのこを晩ご飯に使いたかったのに、スカスカのまるでスポンジのようになってしまって、冷凍に失敗してしまった経験はありませんか?
細胞繊維が壊れて、品質が変化してしまったスカスカのたけのこは、食べられるのか気になりますよね?
今回はそんな冷凍してあったたけのこの食べ方について、お話させていただきたいと思います!
たけのこが冷凍でスカスカに!食べられるの?
そもそも冷凍という工程・方法は、細胞や酵素を壊してしまうことにより、長期的な保存を可能にしてくれる技術です。
すでに調理済みの食品などであれば、ほとんど変質することもなく解凍後も違いに差はないんですね。
生の食材である肉や魚、野菜や果物などでしたら、組織や酵素が壊れたことによって、旨味成分と水分がにじみ出てきてしまいます。
そのため、味や食感がどうしても冷凍前の生の状態よりも悪くなってしまうんです。
もちろん、冷凍することによってそこからの素材の劣化は止まっていますので、食べてカラダに悪いことがあるとか、そういった心配は一切ありません。
ただどうせなら、冷凍したものも美味しくいただきたいものですよね。
たけのこが冷凍でスカスカになったときの料理方法は?
さて、そんな冷凍してスカスカになってしまったたけのこの料理方法ですが、たけのこを食材のベースとした使い方は避けるようにして、料理の具材として混ぜ込むようにすることをおすすめします。
具体的には、
- 筑前煮
- 炊き込みご飯
- チャーハン・ピラフの具材
- 鍋や汁物
などでしょうか。
なるべく細かくカットして、スカスカを感じさせないような工夫をするとなお良いですよ!
たけのこの正しい冷凍の仕方は?
では、今後たけのこを冷凍するときにスカスカにさせないためにどうすればよいのか、耳寄り情報をご紹介いたします。
まず先に、ある程度の調理工程をしておくことが最大のポイントとなります。
アク抜きして茹でたあと、下味をつけておいてもよいです。
さらに、小さくカットして冷凍するようにしましょう。
なお、味付けしない場合には、砂糖をまぶして冷凍すると劣化を防ぐことにつながると言われています。
ほかにもスーパーなどで売られている「水煮」のように水に浸した状態で冷凍することも効果的であるそうです。
いずれにせよ、なるべく早く冷凍することが重要になってきます。
急速冷凍することで、品質の良い状態を維持できるので、消費期限が延びることが分かっているからです。
ご自宅の冷蔵庫に急速冷凍ボタンがあるようでしたら、そちらを利用してみてくださいね。
たけのこを冷凍して失敗した!スカスカでも食べられる料理の仕方は?のまとめ
知らなかったとはいえ、たけのこの冷凍に失敗してしまうと、悲しくなってしまいますよね。
とはいえ、大量にたけのこが手に入ったとき、そんなに一気に食べきれないからと、捨ててしまうのももったいなくて気が引けてしまいます。
だからこそ、知っておいて損のない知識は有益に活用していきたいものですね!
たけのこの冷凍に失敗してスカスカになってしまったら、たけのこの具材そのままを味わうより、細かく切って混ぜ込んでしまうのが良いですね!
たけのこだけでなく、同じように悩まされていた冷凍によるスカスカを回避・予防する方法として、ご参考いただければ幸いです。