冬の特別な期間、小寒から立春までの間(1月5日から2月4日頃)に、冬の挨拶として寒中見舞いはがきを送る習慣があります。
これらの挨拶状は、通常、新年の祝賀期間が終わった後、1月1日から7日の間に送られることが多いです。
寒中見舞いは、喪中で年賀状を送れなかった方への配慮の手紙や、年賀状への返信、お歳暮へのお礼としても使用されます。
しかし、これらの特別な挨拶状をどこで購入できるのか、とくにコンビニでは見つからないことが多いですね。
自宅にパソコンやプリンターを持っている方は、自作することも可能ですが、そうでない場合にはどうしたらよいのでしょうか。
最近は、コンビニでの印刷サービスも充実してきており、利用しやすくなりました。
この記事では、冬の挨拶状、寒中見舞いはがきをどこで購入できるか、さらに簡単な作成方法についてご紹介します。
寒中見舞いはがきの入手方法:コンビニでは稀
コンビニに行って「寒中見舞い用のはがきをください」と頼んでも、大抵は一般的な官製はがきが出てくることが多いです。
ほとんどの場合、コンビニで手に入るのはインクジェット対応や普通のはがきだけなので、特別なデザインのはがきを探している場合は他を当たる方が良いでしょう。
郵便局では、この時期に限定でいくつかの特別なデザインのはがきを取り扱っていますが、17時までの営業時間が多いため、急いでいるときには間に合わないこともあります。
最近は、冬季向けのはがきの種類も増え、可愛いものから上品なデザインまで様々ですが、これらの特別なデザインはがきは、雑貨店や文房具店でしか見つからないことが多いです。
コンビニでの官製はがきのプリント手順
もし自宅にプリンターがなくても、コンビニで官製はがきをプリントすることができます。
これは、急いではがきを作りたいときに特に役立ちます。
外部の印刷サービスを利用すると時間がかかる場合がありますが、コンビニでは24時間いつでもプリント可能で、即日対応ができるのが魅力です。
かつてはセブンイレブンのみでこのサービスが利用できましたが、最近ではローソンなど他のコンビニでも提供されるようになりました。
コンビニごとにプリントの手順が異なるので、事前に調べておくことをお勧めします。
プリントには、データの持ち込みや写真原稿の持ち込みが可能です。
以下に、セブンイレブンでのプリント手順を説明します。
プリントする場合
- プリントメニューを選択
- はがきプリントを選択
- 利用規約を確認し、同意
- 使用するはがきを選択(備え付けまたは持ち込み)
- メディアを選択
- プリントタイプ(そのままプリントか配置プリント)を選択
- 印刷するファイルを選択
- カラー設定(白黒またはフルカラー)
- 印刷サイズの調整
- 印刷部数を入力し、スタートを選択
コピーする場合
- コピーを選択
- コピー方式(白黒、フルカラー、単色カラー)を選択
- 出来上がり用紙サイズを「はがき」に設定
- 使用するはがきを選択(備え付けまたは持ち込み)
- 印刷部数を入力し、スタートを選択
この際、持ち込みはがきは日本郵便のものに限定されています。
手軽に、その日のうちにプリントできるため、非常に便利です。
特別なはがきの入手先について
寒中見舞い専用のはがきは、郵便局や文房具店、雑貨店でさまざまなデザインが見つかります。
また、100均でも時折取り扱っていることがあります。
おしゃれなデザインのはがきをお探しの場合は、文房具店や雑貨店への訪問を特におすすめします。
デザインが事前に印刷されているはがきは、使いやすく、すぐに投函できるのがメリットです。
オンラインショップでは、楽天やAmazonなどでさまざまな種類のはがきを簡単に購入できます。
コンビニで1枚だけの購入は可能?
官製はがきは、コンビニで一枚からでも購入可能です。
寒中見舞いのシーズンでは、コンビニにも置かれることがありますが、見つけにくい場合もあります。
地域や店舗によっては取り扱っていることもあるので、店員に尋ねてみると良いでしょう。
また、郵便局では寒中見舞い用のはがきを1枚だけでも購入できます。
コンビニでの寒中見舞いはがき購入のまとめ
寒中見舞いはがきは、冬期に送る挨拶カードとして重要な役割を担っています。
自分自身や相手が喪中で年賀状を出せない場合は、派手ではなく落ち着いたデザインのはがきを選ぶのが好ましいです。
年賀状の返信として寒中見舞いを送る際には、感謝の気持ちを伝え、これからも良い関係を続けていきたいという内容を書くのが適しています。
電子メールなどで挨拶することが一般的になってきた現代でも、手紙を通して伝えることで、より心からの感謝の気持ちが伝わります。
親しい人への思いやりとして、彼らの健康や幸せを願う意味を込めて寒中見舞いを送るのは良い考えです。