長く愛用していた大事な土鍋の蓋が割れると、本当に心が沈みますね。
もし蓋だけが壊れて鍋がまだ使える状態なら、どうにかして蓋だけを修理、または交換して使い続けられないかと思うことでしょう。
そこで疑問ですが、実際に土鍋の蓋を修理したり、他のもので代用する方法はあるのでしょうか?
この記事では、土鍋の蓋が割れた時の修理や代替えの方法について、詳しくご紹介します!
自宅でできる土鍋の蓋の修理
もし土鍋の蓋が割れてしまったら、自宅で修理することができますよ!
土鍋の蓋を直す際には、「金継ぎ」と呼ばれる伝統的な方法があります。
この方法では、エポキシ樹脂という熱に強い特別な接着剤を使用します。
この接着剤は、高温にも溶けにくく、土鍋の蓋の修理に最適です。
普通の接着剤やボンドは、調理時の高温や食材の水分で解けてしまう危険があるため、使わない方が良いでしょう。
エポキシ樹脂は250℃から350℃までの高温に耐えられますが、一般的な土鍋の調理温度、約100℃で使用する分には安全です。
ただし、オーブンなどのより高い温度で使うのは避けた方が良いでしょう。
ガスコンロであれば問題ありません。
割れてしまった土鍋の蓋の修理に、この方法を試してみる価値はありますね。
代用品を使って土鍋の蓋を補う方法
土鍋の蓋が割れてしまった場合、自分で修理することもできますが、それには少々手間がかかることがあります。
修理が面倒であったり、時間がないような場合には、他のアイテムを蓋として使うのも一つの解決策です。
便利なのは、フライパンの蓋や大きめの鍋の蓋の使用です。
これらはほとんどの家庭に常備されていることが多いので、簡単に代用として使用できます。
ただ、土鍋のフタには通気穴が開いているものがありますが、代替品にはそれがない場合が多いです。
そのため、代用する際には沸騰時の注意が必要です。
密閉状態で使用すると、吹きこぼれたり、普段より早く沸騰したりする恐れがあるので、使う際には気をつけましょう。
土鍋の蓋単体での購入は可能?
代用品がなく、修理も難しい場合には、土鍋のフタを単独で買い替えるのも良い選択です。
もともと、土鍋の蓋だけをどこで買えるのかという疑問がありましたが、調べてみると、意外にも多くの店舗で販売されていることが判明しました。
たとえば、Amazonや楽天市場といったオンラインショップでは、さまざまなサイズの土鍋の蓋が見つかります。
まとめ
土鍋の蓋が割れた場合、長年愛用している土鍋なら、修理して続けて使いたいですよね。
しかし、修理が困難な場合は、一時的にフライパンの蓋や他の鍋の蓋を代用し、後でフタだけを購入するという方法も考えられます。
蓋が割れるとは驚きですが、いくつかの対処法があるため、最適な方法を選んで対応できます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。