購入したてのスエードの靴が思いのほか気に入り、愛用していました。
でも、立て続けに降る雨でなかなか外で履く機会が持てずにいました。
そんな時、防水加工がひらめきました。
実際に試しにスプレーをかけてみると、驚くほど色が濃くなってしまいました。
えっ、失敗した?
防水スプレーってスエードに使うと色が変わるの?
戻らないのかな?
ご安心ください!
スエードに防水スプレーをして色が変わってしまったとしても、修復は可能です。
色を変えてしまったスエード靴を元の状態に戻す方法と、防水スプレーの正しい使い方をご案内します。
防水スプレーで色が変わってしまったスエード靴の対応策
スエードの靴は、そのユニークな質感と控えめな光沢で、他の革製品とは一味違う魅力を放っています。
この独特の光沢が生み出す上品さと特別な感じに惹かれて、多くの人がパンプスやブーツを含め、いくつかのスエード製品を持っています。
しかしながら、スエードのお手入れは少し手間がかかるもので、防水スプレーを使った後の意図しない変色に困惑することも少なくありません。
もし防水スプレーを使ったことで色が変わってしまったら、スプレーがスエードの素材に吸収されているので、しばらくの間、その様子を見守ることが大切です。
数週間から1ヶ月程度待てば、表面的なシミであれば乾燥によって自然と元の色に戻るか、目立たなくなる可能性があります。
それでも色が戻らない場合には、専門のクリーニングを試すことを推奨します。
スエード専用のシャンプーやクリーナーを使用すれば、より効果的に問題を解決できます。
これらの専門的なクリーニングキットを使えば、手入れも簡単になります。
しかし、特別な色や加工が施された靴の場合、クリーニングによって元の色が少し薄れてしまうことがあります。
元の色を大切にしている、または自分でクリーニングするのが不安な場合は、購入した店舗やレザー専門のクリーニングサービスに相談することが良いでしょう。
スエード靴向け防水スプレーの正しい使い方と注意点
スエードは本質的に水や汚れに比較的耐性があり、日常のメンテナンスはブラッシングのみで十分です。
年に1回から2回、専門のクリーナーで清掃し、コンディショナーで湿り気を補給することにより、長くその魅力を維持できます。
加えて、防水スプレーを定期的に適用することで、雨や汚れからの保護を強化し、メンテナンスがより容易になります。
自分自身、愛用のスエードブーツには定期的に専用防水スプレーを施しています。
基本的に悪天候時はスエード製品を避けるようにしていますが、突然の天候変化に備えておくことが大切です。
専用防水スプレーは、レザーケア専門店やオンラインで簡単に手に入れることができます。
選ぶスプレーは、どんな色のスエードにも適用可能な透明タイプが推奨されます。
これにより、さまざまな色のスエードに対応でき、大変便利です。
防水スプレーの適用頻度は、ほどよく月1回が理想です。
スプレーする際は、缶を靴から30〜40cm離れた位置から均一に噴霧することが大切です。
近すぎると斑点ができるリスクがあるため、適度な距離を保持することがポイントです。
直後に色が変わることがありますが、しばらくすると元の色に戻るため、心配は不要です。
まとめ
防水スプレーを使った後にスエード靴の色が変わってしまったら、まずは数週間から1ヶ月ほど待って、変化の様子を見ましょう。
時間が経てば、ほとんどの場合、靴は自然と元の色へと戻ります。
しかし、色が改善されない場合には、スエード専用クリーナーでの洗浄がおすすめです。
洗浄に自信がない場合は、購入したお店や革製品に詳しい専門店に相談するのが良いでしょう。
また、スエード靴に防水スプレーをかける際は、缶を靴から30〜40cmの距離で保ちながら、全体に均一にスプレーすることが肝心です。
これにより、スプレーが均等に広がり、斑点を避けることができます。