焼きハマグリを自宅で初めて作ることにチャレンジするのは、誰でも一度は通る道ですよね?
でも、身が下になるような向きが分からず、困ってしまうこともビギナーあるあるとして、おなじみの悩みとなっています。
今回は、そんな焼ハマグリの上下裏表の向きの見分け方や、焼くにはグリルやトースターを使うのか? といったことについて、お話をさせていただきたいと思います。
はまぐりの裏表の見分け方!身が下になるのは?
身の付いているほうを上にして置いてしまうと、ぱかっと開いた際に肝心のエキスが全部こぼれてしまう。
これは非常にもったいないです。
二枚貝の身(軟体部分)は、殻の中の空間にぎっしり均等に入っているわけではありません。
身の詰まっているほうが当然重いわけですから、立てて自然に転がしてみればわかりますよ!
はまぐりの焼き方はグリルやトースターを使うの?
はまぐりをグリルやトースターを使っても問題ありませんし、昔ながらの七輪を使って焼き上げることも、香ばしさをより一層感じることができますので、おすすめです。
もちろん、そういった設備や機材がない場合にも、網焼きやフライパンで焼はまぐりができますので、ご安心くださいね。
とくに、フライパン調理の場合は、焼きながら蓋をすることによって、蒸し焼き風に仕上げることもできます。
はまぐりの風味と持ち味を活かしつつ、ふんわりと絶妙な仕上がりで、アクアパッツァなどといった手の込んだおしゃれなレシピを、誰でも簡単に作ることができますよ!
焼きハマグリを美味しくするコツは?
はまぐりを焼いていると、勢いよくはまぐりがはじけてしまい、濃厚なエキスがこぼれてしまうのが、どうしてもネックとなります。
そういった爆発を防ぐため、事前に「蝶番」をカットしておくようにしましょう。
黒い小さなでっぱりの部分をあらかじめ切り落としておくと、勢いよく口をあけなくなるので、汁まで味わうことができます。
また、最初に出てきた汁を捨てて、焼きながらじわじわと滲み出してくる汁を残すという方法も、焼き蛤を美味しくするコツとなります。
あとから出てくる汁の方が、ハマグリの内部から抽出されたより濃厚なものとなりますので、そちらを残すような工夫もポイントです。
そして、手間暇はかかりますが、ハマグリを1つずつアルミホイルで包んで蒸し焼きにすることで、エキスをキープしつつ、ふんわりとした食感の焼きハマグリを楽しむことができますよ!
ハマグリの裏表上下の向きの見分け方は?焼き方はグリルやトースターを使うの?のまとめ
ただそのまま焼けばいいというものではなく、奥の深い焼きハマグリの作り方は、知っているかどうかによって、そのおいしさが天と地くらいに違ってきてしまいます。
家族や来客の方にお召し上がりいただくだけでなく、自分一人で食べる場合でも、ひと手間加えることで、ちょっと工夫することで、少しでもおいしい焼き蛤を味わうことができれば、うれしいですよね。
今回の記事をぜひご参考になさっていただき、美味なるハマグリに舌鼓を打っていただければ幸いです!