6帖と6畳、これらはどう違うのでしょうか?
漢字が違うだけで、意味は同じなのかどうか気になりますよね。
実は、6帖と6畳は実は同じ意味を持っていますよ。
6畳と6帖の違いは何?
6帖と6畳は実は同じ意味なんです。
通常、1帖は約1.65平方メートルを指します。
和室の面積を示す際には「畳」という言葉がよく用いられます。
伝統的な日本の住宅では、ほとんどの部屋が畳敷きの和室でした。
そのため、部屋の大きさを示す時には畳の数を使って「何畳」という形で表現されていました。
しかし、現代の住宅では洋室も一般的になり、畳の数だけで部屋の大きさを示すのが難しくなってきました。
例えば、4.7畳や5.3畳のような数値が出てくることも。
そこで、畳敷きの和室とは異なる部屋を示す際に「帖」という単位が使われるようになったといわれています。
洋室の6帖と和室の6帖、実際の使用面積は同じ?
住宅において、部屋の一辺の長さは通常、柱の中心から中心までを基準とします。
和室では、柱の外側が露出していますが、洋室ではその柱の上に壁材が取り付けられます。
このため、洋室は壁材の分だけ面積が狭くなる傾向があります。
さらに、壁の上部には「巾木」という装飾板が取り付けられることもあります。
特に、壁紙を使用した部屋の場合、壁材の厚さと巾木の厚さを合わせると、柱の外側から約40mmほど出っ張ることになります。
これにより、洋室は和室に比べて若干狭く感じることがあります。
では、その面積はどれくらいなのでしょうか?
部屋の面積は、縦と横の柱の中心から中心までの長さを元に計算されます。
6帖の場合、2.73m × 3.64m = 9.9372となり、これは約9.9㎡となります。
この計算は、洋室であれ和室であれ、同じ9.9㎡となります。
6畳と6帖の違いは何?洋室6帖と和室6畳の床面積は同じ?のまとめ
6畳と6帖の違いはとくにありません。
和室の面積を示すときには、たたみの数を使ってこちらの「畳」の字で表しています。
洋室6帖と和室6畳では、条件にもよりますが、若干和室の方が広くなる場合があります。