炊飯器のフタを開けた瞬間、ご飯がべちゃべちゃだと、がっかりしますよね。
「よし、食べよう!」と思ったその時に、べちゃべちゃとしたご飯が目に入ると、テンションが下がってしまうものです。
お米を研ぐ量に自信がなくて、結局2.5合のはずが3合分の水を入れてしまい、柔らかすぎるご飯になってしまうことってありますよね。
水の量を間違えてしまい、べちゃべちゃで柔らかいご飯ができあがってしまった時は、本当に残念です。
特に、しっかりした食感のご飯を好む人にとっては、かなりのショックです。
ですが、安心してください!
べちゃべちゃになってしまったご飯も、再炊きすることで見違えるように復活できるんです。
今回は、次の内容について詳しくご紹介します。
- べちゃべちゃご飯の解決策!再炊きで元の状態に?
- べちゃべちゃご飯を使ったアレンジレシピ
これらに焦点を当て、実用的な方法を解説していきます。
べちゃべちゃのご飯、再炊きで救える?
炊飯器を開けたら、期待していたのとは違ってご飯がべちゃべちゃになっていることに、「あちゃー」と思うことはありますよね。
水を多く入れすぎてしまって、思いのほかご飯が柔らかくなってしまうことがありますが、そんな時も落ち込む必要はありません。
ちょっと待って、ご飯を再炊きすることで、元の美味しいご飯に戻すことができます。
この方法で、ご飯から余計な水分を飛ばして修正しましょう。
再炊きのステップはシンプルです。
- 内釜を炊飯器から取り出して、両方をしっかりと冷まします。
- べちゃべちゃになったご飯を軽くほぐしてから、炊飯器に戻し、再度炊飯ボタンを押します。
もしもあなたの炊飯器が連続して使えるタイプなら、ご飯をほぐした後すぐに炊飯ボタンを押しても問題ありません。
私の炊飯器みたいに連続使用ができない場合は、内釜を一度取り出すことで、炊飯器本体と内釜が早く冷めるので便利です。
また、水分が飛ぶまで炊き続ける機能がついている炊飯器もあります。
もし炊飯時間が10分から15分を超えても終わらない場合は、蓋を開けてご飯の状態をチェックしてみてください。
急ぎの場合は、電子レンジを使う方法もあります。
これは、ご飯が少なめで、「ちょっと柔らかいかな?」程度の時に適しています。
べちゃべちゃのご飯を少量、耐熱皿に広げて、ラップなしで600Wの電子レンジで1分程度加熱するだけです。
ただし、加熱しすぎるとご飯が硬くなりすぎるので気をつけてください。
そして、非常にべちゃべちゃのご飯は、この方法では水分がうまく飛ばずに修正が難しいことがあります。
べちゃべちゃご飯を別のお料理に変身させるのも、また一つの良い方法です。
リメイクレシピは、次にご紹介します。
べちゃべちゃご飯を活用した美味しいアレンジレシピ
もしもご飯が柔らかすぎてべちゃべちゃになってしまったら、そのままではなく、少しのアイデアで美味しく生まれ変わらせることができます。
アレンジレシピ1:簡単リゾット
リゾットはもともと生米を使って時間をかけて作る料理ですが、べちゃべちゃのご飯を活用しても、十分美味しいリゾットが完成します。
牛乳にコーンスープの粉を溶かし、それをべちゃべちゃご飯と混ぜ合わせるだけで、簡単にリゾットができあがります。
チーズやほうれん草を追加すれば、味わいがさらに豊かになります。
アレンジレシピ2:自宅で作る五平餅
べちゃべちゃご飯を手で平たく形を整え、フライパンできつね色になるまで焼きます。
焼き終えたら、砂糖と醤油のたれをかけて風味を加えます。
さらに海苔で巻けば、伝統的な五平餅の風味を楽しむことができます。
ご飯を潰しながら混ぜることで、思いの外簡単においしく仕上がります。
アレンジレシピ3:手軽なあんかけご飯
べちゃべちゃご飯の上に焼き卵を載せ、自家製あんかけをかければ、柔らかさを気にすることなく美味しくいただけます。
市販の中華スープに少しの片栗粉を加えて加熱するだけで、簡単にあんかけソースが作れます。
もしくは、中華だし、醤油、砂糖、片栗粉と水を混ぜ合わせ、電子レンジで加熱してかき混ぜることで、手軽にあんかけソースを作ることが可能です。
べちゃべちゃご飯の修正と再利用のポイント
・炊飯器がまだ温かいと、すぐには再炊きできないため、内釜を外して冷ます必要があります。
・再炊きしても10分から15分が経過しても完了しない場合は、一旦蓋を開けてご飯を確認すると良いでしょう。
・ご飯が少し柔らかいだけで量が少ない場合、電子レンジで1分間加熱するだけで修正できます。
べちゃべちゃご飯を修正する方法はありますが、時間がかかることもあります。
子どもたちがお腹を空かせているときには、待ち時間が難しいかもしれません。
そのため、急な事態に備えて、予めご飯を冷凍しておくと便利です。
また、余裕があるときには、べちゃべちゃご飯を使ったリメイクレシピにチャレンジしてみてください。