炊飯器を使ったケーキ作りは、よくレシピサイトで見かける便利な方法です。
材料を混ぜて、スイッチを入れるだけでケーキスポンジが焼きあがります。
最近では、ケーキモードを備えた炊飯器もありますが、我が家の炊飯器にはその機能がないという方も多いと思います。
そんな方々のために、以下のポイントを紹介します。
- ケーキモードがない場合、焼き時間はどれくらいか?
- ケーキが焼ける炊飯器と焼けない炊飯器の違い
- ケーキモードがない場合でも成功するためのコツ
ケーキモードのない炊飯器で焼く方法
ケーキモードのない炊飯器を使って、具体的にどのくらいの時間加熱すればケーキが焼けるのでしょうか?
実際には、通常の炊飯モード(おおよそ40分から1時間ほど)で調理します。
これが安全な方法です。
なぜ安全なのかというと、炊飯器の種類によってケーキ作りの成功が影響を受けることがあるからです。
相性が合わない場合、炊飯ボタンを押しても生焼けになることがあります。
初めて試す場合は、相性が分からないかもしれませんので、最初は通常の炊飯モードで試してみることをおすすめします。
したがって、ケーキスポンジの加熱時間もおおよそ40分から1時間ほどかかります。
また、圧力炊飯器を使用する場合は、圧力がかからない通常の炊飯モードで行うことがおすすめです。
炊飯器にケーキモードがある、ないの違い
ケーキモードとは、ケーキスポンジを焼くのに最適な加熱モードのことです。
炊飯器のご飯を炊く仕組みが、どのように機能しているかご存知でしょうか?
細かい仕組みはメーカーによって異なることがありますが、一般的な過程は以下の通りです。
- お米に水を吸わせる「吸水」
- 水の温度を上げ、沸騰させる
- 沸騰を維持して炊く
- 蒸らす
この過程の中で、2番と3番の段階で熱による対流が発生し、釜の中の水が動き回ります。
これが一般的に「踊り炊き」と呼ばれる現象です。
しかし、ケーキの生地にはこのような動きは望ましくありません。
実際、生地が動き回ると、さまざまな理由から問題が生じることがあります。
そのため、ケーキモードでは生地が適切な温度で焼かれるように調整されています。
また、ケーキモード以外の調理モードも同様に、適切な条件で焼き上げてくれます。
友人の話によれば、IH圧力炊飯器を使用してケーキを焼くのは難しいそうです。
インターネットで調べてみると、多くの人がIH炊飯器はケーキ作りには向いていないと述べていました。
炊飯器でケーキ機能なしで焼く際の成功の秘訣
ケーキモードがなくても、美味しく焼ければ良いですよね!
成功のためのポイントは以下です:
- 分量は正確に計量しましょう
- 泡立てはしっかりと、素早く行いましょう
基本的に、オーブンで焼く際と同じ注意が必要です。
もし生焼けになった場合、フライパンで再加熱するか、電子レンジで温めることができます。
フライパンで再加熱する際には、アルミホイルをかぶせると良いでしょう。
また、一部の炊飯器では2回炊いても問題ありませんが、必ず相性の良い炊飯器を使用しましょう。
炊飯器でケーキモードがない場合のやり方と時間のまとめ
これまでいくつかのポイントを説明しましたので、簡単にまとめてみましょう。
・ケーキモードのない炊飯器では、通常の炊飯モードを使用します(約40分から1時間ほど)。
・ケーキモードのないIH炊飯器は一般的にはケーキ作りには向いていません。
・ケーキモードとは、ケーキを焼くための適切な加熱方法です。
成功のためのポイントは、
・分量を正確に計ること
・泡立てをしっかりと、素早く行う
ことです。
最後に、各メーカーの取扱説明書を確認し、安全に楽しんでクッキングをお楽しみくださいね。