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エアコンの室外機、設置場所のベランダが狭い!壁ギリギリは大丈夫?

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エアコンを買うと室外機も置く必要がありますよね。

しかし、エアコンのことはよく調べていても、意外と室外機のことは確認しておらず、狭いベランダにギリギリ収まるような事態になることも…。

ベランダが狭い場合に室外機を置いても大丈夫なのでしょうか?

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エアコンの室外機を置くには前面の距離がどれぐらいあればいい?

エアコンの室外機を置くスペースは、どれぐらいの確保が必要なのでしょうか。

エアコンメーカーや機種によって若干異なる部分はありますが、推奨されている設置スペースは下記のようになっています。

●前面:200mm以上
●背面:50mm以上
●側面:100mm以上
●点検口がある側面:300mm以上
●設置場所の底面が水平であること

特に前面部分は室内/外の空気を出したり取り込んだりする部分で、この部分が壁との距離が狭くなることは、あまりオススメできません。

距離が狭くなると空気循環の効率が悪くなり、部屋の中が暑い時には冷えにくく、寒い時には暖まりにくくなります

さらに、エアコンの効率が悪くなることで電気代も上がってしまうというデメリットもあるのです。

基本的には前面・背面・側面の3方向の通気経路を確保することが望ましいのですが、設置場所の関係上、2方向しか確保できない場合は、冷暖房効率が1割程度低下してしまうようです。

エアコンの室外機設置場所が狭い時工夫できることは?

いくら室外機の設置スペースが無いからとはいえ、ベランダを広くすることはできません。

そのような場合でも、室外機を取り付けられる方法がいくつかあります。

室外機を天井から吊り下げる

マンションなどベランダのスペースに限りがある場所などで、予め据え付けされたエアコンなどは、よくこの方式で室外機が設置されています。

ベランダの天井に天吊り金具を取り付け、そこに室外機を取り付ける方法です。

この方法であればベランダのスペースに左右されませんし、周りの遮蔽物を気にする必要もありません。

外壁に取り付ける

建物の外壁に金具を取り付けて、そのスペースに室外機を置く方法です。

外壁に取り付けるので、ベランダのスペースを気にする必要が無くなります。

デメリットとなるのは、故障時のメンテナンスが大変だということと、建物の外壁に取り付けているので気候条件(雨や気温)の影響を受けやすいことが挙げられます。

1Fの地面部分に置きダクト(配管)を伸ばす

ベランダにスペースが無ければ、一番下の1階部分に室外機を置いて、室内のエアコンまでダクトを伸ばしてくる方法もあります。

当然ですが、ベランダのスペースが気になりません。

しかし室外機から部屋までの距離によっては、ダクトを伸ばすのが困難になるケースもあります

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まとめ

エアコンを購入する際には、室外機のサイズや設置したい場所についても忘れずにチェックしておきましょう。

せっかく新しい省エネタイプのエアコンを買ったのに、設置場所の条件によっては、結局電気代が高くなった…なんてことにならないようにしましょうね。

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