毎日朝起きて必ず使うことになる洗面台ですが、その洗面台の穴(オーバーフロー)から虫が出てくるのを見つけてしまったことはありませんか?
気持ちが悪いし、そのまま放置しておけば、一体どうなってしまうのだろうと不安な気持ちにさせられてしまいますよね?
かといって、自分でどうにかできるものではないと無力感さえわいてきてしまうというものですよね。
今回は実際のところ、洗面台に設置されているオーバーフローが、どこに繋がっているのか、また塞いだらダメなのかよくわからない!
といった切迫した状況にお困りの方の声にお答えしていきたいと思います。
洗面台のオーバーフローの構造は?どこから虫がでてくる?
現在主流となっている一般的な洗面台には、必ずといって良いほどオーバーフローが設置されています。
これは、そのまま水道の蛇口を締め忘れてしまったことであったり、水道の故障によって水が止まらなくなってしまったときに、オーバーフローがあることによって、水が溢れてしまうことを防ぐ役割を果たしてくれる目的で付いているものです。
とはいえ、オーバーフローの仕組みはじつにシンプルで、洗面台が水でいっぱいになりそうになったら、オーバーフローを通じて再度その下の排水溝に繋がっていて、そのまま流れていく構造になっています。
穴の奥が見えないこともあって、オーバーフローの中にはまた別の空間や設備があるように思いがちですが、じつはそんなことはないんですよ。
洗面台のオーバーフローをキャップで塞ぐのはダメ?
そんなとても役立つオーバーフローですが、困ったことにその穴から次々と小さな虫が出てくるようになることもあるんですね。
そんなとき、なかなか手立ても思いつかず、どうしても気持ちが悪いので、キャップなどによってふさいでしまいたいと思うことは痛いほどわかります。
ですが、それは根本的な防虫の対策にもなりませんし、問題解決にはつながりません。
そこで、おすすめしたいのが、排水トラップの分解洗浄です。
これは自分でもできますが、トラブルや恐怖心が払拭できないようでしたら、専門の業者に依頼すると簡単にやってもらえます。
原因として考えられるのは、排水がヘドロ等で汚れていることがあげられます。
こまめに掃除をしたり、排水用のパイプ洗浄剤を使用するなどして、排水管内の衛生に気をつけることが大切になってきます。
ほかにも、虫の種類によっては、コバエやチョウバエの場合には、排水口のオーバーフローの穴にカビ取り剤を使用してみることも一定の効果があると言われていますよ。
洗面台のオーバーフローから虫が出る!塞ぐのはあり?のまとめ
もうどうしようもないと焦ってしまって、間違った方法をとってしまったり、諦めてオーバーフローを塞いでしまうといったことは、やはり何かあったときにさらなるトラブルと不安を呼ぶこととなってしまいます。
パニックになってしまっても、一度落ち着くようにしてください。
まだまだ為すすべはありますので、ご自宅の状況をチェックした上で、その状況を打破するのに最も適した手段でもって、虫を撃退していきましょう!
キャップで蓋をするよりは、まずは手っ取り早くカビ取り剤を使ってみてください。
それでもダメなら、業者にきてもらって、排水トラップの分解洗浄をお願いされたほうが良いですよ。