手作りケーキって、どのタイミングでデコレーションしたらよいのかわからないですよね?
今回は、子供の誕生日用にケーキを手作りするママ必見!
当日の朝に焼いておいた、スポンジケーキの風味を落とすことなく、生クリームを塗ったり、デコレーションするベストなタイミングや、時間を置いた方がなじむの?といったテーマで、お話をさせていただきたいと思います。
デコレーションケーキ用の生クリームの固さと塗るタイミング
まずデコレーションケーキを作るときの基本のやり方ですが、下塗りをして、本塗りという作業工程にうつり、最後にデコレーションをするといた手順を踏むことが一般的です。
さらに必要な分量だけ、フルーツ等を盛り付けてトッピングとしていきますが、そのコツとタイミングは以下のとおりです。
まず、コツとしては、下塗りと本塗りをするときの生クリームの固さです。
もちろんデコレーションする際にも、クリームの状態によって仕上がりの美しさが全然違いますよ。
ではまず下塗りですが、そのベストな生クリームの固さは8分立てと言われています。
さらに、本塗りの生クリームは7分立てが良いとされています。
見極めとしては、角がしっかり立つようになった頃合いがポイントです。
そして、上塗りにベストな生クリームの固さも同様に7分立て程度が理想です。
最後のデコレーションに使う生クリームは、9分立てくらいにしておきます。
下塗りの時の固さより少し固いくらいが目安ですよ。
少し固いくらいにしておくと、デコレーションが崩れる心配がなくなるといったメリットがあります。
生クリームを塗るタイミングとしては、そんなに間を置かなくても、スポンジケーキの粗熱が取れたらいつでもOKですよ。
塗る前に、スライスだけは完了しておきましょうね。
なお、生クリームのケーキでしたら、一日おいたほうが味がなじんでおいしくなるので、早めに仕上げておくこともおすすめですよ。
ケーキにフルーツをデコレーションするタイミング
ケーキ屋さんにあるようなきれいなケーキを作るには、なるべくフルーツは、あとから盛り付けるようにすると良いですね。
果物は生鮮食品であるため、傷みが早く、乾燥してしまうことによって、みずみずしさがすぐに失われてしまうからです。
できるだけ後からトッピングするようにすれば良いのですが、とはいえ、トッピングにも時間と手間暇がかかりますので、事前に時間をかけて盛り付けたいものですよね?
そんなときには、デコレーションしたあとに、フルーツにゼラチンを塗っておくようにすると、見た目のシズル感(「よりおいしそうに見える表現」のこと)であったり、品質を保持することができるんですよ!
やり方はとっても簡単で、溶かしたゼラチンを、はけ等をを使って薄く塗っておくだけです。
手作りデコレーションケーキの日持ちは?
食品衛生の基本として、食中毒を引き起こす雑菌は、5℃以下であれば増殖せず、その活動を停止するのだそうです。
必ず冷蔵庫内の温度を確認して、保存するようにしてくださいね。
その場合でしたら、だいたいの目安として3日間くらいは、デコレーションケーキを美味しくいただくことができますよ。
とはいえ、フルーツの鮮度がどうしても落ちてしまいますので、配慮が必要となってきます。
ほかにも、生クリームに事前にラム酒等を入れておきますと、その含有されているアルコール分が、防腐剤としての役割を果たしてくれますので、長持ちさせることができますよ。
ケーキをデコレーションするタイミングは?失敗しないコツと日持ちのまとめ
今ではコンビニなどでもおいしいケーキが買えるけど、ぜっかく手作りするんですから、なるべくなら少しでもおいしく食べて、正しく保存して、食べきりたいですよね!
手作りケーキは、大変だなと思うのは最初だけです。
行程を覚えてしまえば、別のバースデーケーキやクリスマスケーキなどで、旬の果物を取り入れたり、いろんなアレンジがしたくなっちゃいますよ!