小さな子供さんをお持ちのママさんは、日ごろから食事には気を使っておられるかと思います。
アレルギー体質であったり、何らかのトラブルによって、お子さんに重篤な事態を引き起こしては大変なことになってしまうからです。
その中でも、冷やし中華ってどうなんでしょうか?
暑い日に家族で冷やし中華を食べたいけど、一歳の子どもに与えてもいいのかわかりませんよね?
今回は、離乳食完了期の1歳の赤ちゃんに食べさせてもいいのか、タレはどうするの?といったお話をさせていただきたいと思います。
冷やし中華は離乳食完了期なら食べさせてもいいの?
ずばり、結論からいうと、離乳食完了期であれば、冷やし中華を与えても問題ありません。
もちろん、大人と全くおなじものというわけにはいきませんので、調理工程である程度のひと工夫が必要となります。
具体的には、野菜類はさいの目切りになるくらい細かくカットしてあげる必要がありますし、中華麺もなるべく長く茹でることによって、柔らかくしてあげます。
そして、1歳児はまだ麺をすするということができないので、短くなるよう食べさせる前に、麺をカットしておいてあげましょう。
ほかにも、中華麺よりも消化効率のよいそうめんやうどんを代用してみることもOKです。
甘みを出したいときには、砂糖を加えるのではなく、コーンや人参といった自然由来の甘みを持つ、野菜を加えてあげるようにしてくださいね。
さらに、幼児食にハムの塩分が気になるという人は、鶏胸肉やささみをそのまま茹でたり蒸したりして利用することもできますので、トライしてみてください!
1歳児に冷やし中華のタレはそのままかける?
冷やし中華のタレは、醤油ベースにごま油や砂糖・塩・レモン果汁などを合わせたものが一般的です。
自家製すると余計な化学調味料や添加物を含まないので、安心して与えることができますよ。
とはいえ、大人と同じ濃さであれば、子どもには刺激が強すぎることとなってしまいます。
水で薄めてあげたり、干し椎茸の戻し汁を加えるなどして、幼児でも違和感のない、やさしい風味となるよう調整してあげると良いですね。
1歳児の冷やし中華の量はどれぐらい?
とくに、1歳児の冷やし中華の分量に決まりはありません。
いわゆる子ども用のお椀に、中華麺と野菜などトッピングを合わせて、ちょうど一杯分となるように、盛り付けてるぐらいで良いですね。
もしも、全部完食してくれたら、次回も同量を目安に作れば大丈夫です。
残してしまうようでしたら、次からは少し減らしてあげるようにすると、適量を知ることができるようになりますよ。
離乳食で冷やし中華はいつから?のまとめ
冷やし中華は、1歳でもパクパクと完食してしまうお子さんもいますが、逆に4歳頃になるまで食べてくれないお子さんもいるようですので、個人差があると言えますね。
離乳食として与える場合は、
・野菜類は細かくカットする。
・中華麺は、やわらかくなるよう長めに茹でて、短く切る。
・タレは、水や干し椎茸の戻し汁などで薄める。
に気を付けてくださいね。