年末にも差し掛かり、大掃除をしなければならなくなってから、急に自宅のキッチンにある食器棚やシンクまわりの扉が、油汚れでベトベトになっていることに気付かされた経験はありませんか?
実際のところ、ほとんどの食器棚などは木製です。
そもそも洗剤を使ってもいいのかどうか、またどうやったら痛めずに汚れを落とせるのか、知りたい方も少なくないのではないでしょうか?
今回は、大掃除にまとめて行いたいキッチンの棚や扉、テーブルなどの木製家具の油汚れの落とし方について、お話させていただきたいと思います!
木製家具の掃除に洗剤を使ってもいいの?
木製の家具というのは、素材の持ち味を活かすために、ほとんど加工がされていないものが多いです。
そのため木本来の材質が脆く、繊細になっています。
だからこそ化学物質であったり、洗剤のような刺激の強いものを使用することによって、傷んでしまうこととなってしまいます。
具体的には、
- 塗装が剥がれてしまう
- 部分的にムラが生じる
- 家具の表面にシミがつく
- 劣化や変質してしまう
という懸念があります。
もしも、そういったことになると取り返しが付きませんので、気をつけて、お手入れしていかなければなりません。
したがって、油汚れや手垢汚れ全般に言えることですが、家具のお手入れは、まず最初はから拭きが基本となっています。
油汚れや手垢はしぶとくて、なかなか落ちにくいので手間になってはしまいますが、とりあえずから拭きをしてから様子を見るようにしていってくださいね。
から拭きをしてみたものの、あまり効果がなかった・・・というときには、水拭きをするようにしましょう。
水拭きをしたあとにはしっかりと乾燥させることもポイントです。
それでも落ちない場合には、中性洗剤による水拭きをすると良いですよ。
木製家具の油汚れの落とし方は?
木製家具は、先にお話したとおり何を差し置いてもまずは、から拭きをしてみて、それでもダメなら水拭きをして、しっかり乾かすようにしてくださいね。
水拭きによっても落ちなかった汚れに対しては、中性洗剤を200倍程度に薄めた溶液を使用することをおすすめします。
ほかにも、木製家具用の洗剤であったり、重曹スプレー(500ccの水に大さじ2杯ほど) といったものも市販されていますので、利用してみるのも良いと思います。
あまり神経質にならずに、汚れを落として綺麗さっぱりさせることによって、気持ちの良い新年をむかえられると良いですね!
キッチンの棚・扉・テーブルの油汚れの落とし方!木製家具の掃除方法のまとめ
まだまだお手入れの方法を、素人採寸で行ってしまうことに抵抗のある木製家具ですが、とはいえ、汚れた状態のままで放置していることにも、見栄えもさることながら抵抗があるものですよね?
だからこそ、オリジナルのお掃除によって、なるべくすっきりとさせておくことが理想的ですね。
食器棚が綺麗になっただけでも、お部屋の雰囲気が変わりますので、暮らしが快適になること間違いありませんよ。